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2025年後半の振り返り

もう終わるのか2025年よ・・・半年が早すぎる。というか、人生が早すぎるな？

2025年前半の振り返り | Memory ice cubes https://leaysgur.github.io/posts/2025/06/30/140322/

特にこの後半は転職したこともあって、ペースをつかむまで大変やったな〜。まだ完全につかめた感はないけども。

07月

この頃はまだPixelGrid社で、Astroの案件をやってた。

完全なSSGにするなら、やっぱAstro一択よな〜ってことと、元データはやっぱDBに入れたい・・・ってことを考えてたと思う。完全なSSG、つまりすべてのデータをいったん手元に持ってくる前提の構成だと、いかにデータがポータブルかつ自由にクエリできるようになってるかが重要で、CSVみたいな静的ファイルだと、不便が極まる。

それ以外は、相変わらずOxcでOSSしてた。 2025前半に引き続き、TSパーサーのカバレッジをあげるため、false positiveなテストケースを除外するという地道な作業をしてたと思う。

parser: Improve TS error story · Issue #11582 · oxc-project/oxc https://github.com/oxc-project/oxc/issues/11582

このひたすら地道にTSエラーコードとにらめっこする作業も、ついこないだやっと終わりを迎えた。Special thanks @sapphi_red氏。

余談: 今年のフジロックの配信は見どころが多すぎた。TOMOOにKIRINJIにVaundyにSuchmos、カトパコに離婚伝説にGinger RootにサンボマスターにEGO-WRAPPIN’にVulfpeck、レッチリ（じゃないほうのレッチリ）に羊文学にVampire Weekend・・・。

08月

やってたことは先月と同じ。

ただ違ったのは、9月から転職が決まってたこと。 そして、シンガポールでの顔合わせに行かないといけないのに、パスポートの期限が切れてたこと・・・。

転職準備体験としては、某雇用代行会社のSPAがお察しのUXで、扶養やらあれこれ登録するのがメガ大変だった。SmartHRはスマートだった・・・。

Grokと英会話の練習もしてたけど、AIとの会話体験がイマイチすぎて続かなかった。 まずAIは耳が良すぎるし、発音も完璧すぎるし、なんでも知っててすべての話題を先読みする上に肯定しかしないので、会話がつまらん。

余談: 琵琶湖のミシガンクルーズおすすめ。あと雄琴温泉もよかった。

09月

OxcでずっとOSSやってたら、いつの間にかVoidZero社に入社していた。

転職しました | Memory ice cubes https://leaysgur.github.io/posts/2025/09/01/145607/

そして入社2日目からシンガポール🇸🇬というアクロバティックなスタートだった。 18年ぶり海外 + 英語で話すことも普段ない + 初対面の人ばっか（アイコンだけは知ってる）みたいな状況で、ず〜っとそわそわしてた。日本人の同僚が2人いて本当に助かった。（普段の仕事で関わることはほぼないのは残念）

というわけで・・・、仕事でまともにRustを書くことになり、oxfmtというフォーマッターのCLIをガリガリ開発してます。

やはり10年近くやってたWebの受託開発から一転、趣味が仕事になるとまあ勝手が違うもので。 今までは(デザイン|仕様確認|先方確認|サーバー実装|レビュー|etc）待ちみたいな切れ目が散々あったけど、今はそれがまったくなくて、無限にやることがある。やることがありすぎて毎日溺れそうになってる。

Oxcとしてやってる内容は変わらんけど、なんというかやったらやっただけ喜ばれるOSSとは違って、成果に対する給料が発生する労働となると、やはり最低限の働き（最低限とは？）は必要なわけで、また一味違うな〜と。 土曜とか夜にふとコード書こうとして「あ、これ仕事やん！あかんあかん」ってなる。（いやいいのか？）

あと、チームMTGをJST18時からやってるけど、これが我が家の晩御飯タイムと被ってたので、娘が慣れるまではてんやわんやだった。ドアの向こうで叫んでるのもトイレで歌ってるのも聞こえちゃってるのよ。

余談: 夏に@KazushiNagayamaと会ったとき、英語は日常会話が一番むずかしいって話をしたけど、それをすごく実感する日々を送ってる。ボキャブラリーがまるで足りんくて、「土曜は娘の幼稚園が参観日で、その振替で月曜が休みになる」って何て言うねんって。

10月

oxfmtの開発としては、引き続きCLIをよしなにしつつ、コア実装のoxc_formatterとして、いわゆるsort-importsを実装するのをやってたかな。

JS/TSでimportをソートできる選択肢のまとめ | Memory ice cubes https://leaysgur.github.io/posts/2025/09/24/104511/

調べれば調べるほど、LinterとFormatterの棲み分けって難しいトピックよな〜。まあそれぞれが好きにできるよう、オプションが用意されてればいいとは思うけど・・・。

あと、転職前から決まってたVueFes Japanでの登壇もした。

Contributing to OSS, Reflecting on OXC https://leaysgur.github.io/slides/vuefes_jp-2025

VueFesは運営がすごかった。ザ・ホスピタリティ。 今さら気付いたけど、行ってみたメモ記事を書いてない。Svelte Japanのやつは書いてるのに。

余談: 東京に行った記念に、一昨年まで住んでた川崎で蒙古タンメンを食べた。なんで関西にないんや！

11月

oxfmtのAlphaリリースに向けて、CLIの安定化とPrettierとのフォーマット差異の修正を粛々と。

試用期間も終わり、やっと身体は仕事に慣れてきたかな〜という感触。

たぶん人生で一番PR出したんでは？ってくらい機能追加をしまくってた。 ただそれでも、正直、周囲のパワフルさに気圧されてる感が否めないのと、プロダクトに対する姿勢をいかに自己解釈していくかが課題かなって感じ。メンタル的なところ。

ともあれ、たどたどしい英会話に付き合ってくれる上、めちゃめちゃ優秀なチームメイツとボスにはひとまず感謝である。🙏 しかし一体いま何時やと思ってんの？って時間に活動してるのをよく見かけたりするので、おじさんは勝手に心配しています。

余談: 娘が自転車に乗れるようになったけど、そのおかげで毎週末に付き添いシャトルランイベントが発生してて健康的すぎる。外も寒くなってきたし。

12月

Alphaが終わったら次はBetaじゃ！ってことで、また次のマイルストーンに向けていろいろと機能追加してた。

  • JS/TS以外のファイルをPrettierを内部的に呼んでフォーマット
  • ちゃんと設定ファイルも参照できるようにする
  • --initとか--migrateとか移行セットを用意したり
  • Node.jsのAPIとして使えるformat()関数を公開したり
  • package.jsonのソート機能をデフォルトでいれたり
  • .editorconfigをサポートしたり
  • TOMLのフォーマットをサポートしたり
  • etc…

ただ、ここまではいわゆるlow-hanging fruitsだな〜って個人的には思っていて、今やろうとしてることがhigh-hangingで遠い目をしてるところ。

来年も忙しくなりそうね。

余談: 去年は年末に高熱で倒れてたので、今年はなんとしても健康でいたかった。なのに、クリスマス付近でノドが痛くなってしまい、またか〜って思ってたけど、なんとか持ち直した！本当によかった！！

2026年は

なんといっても第二子🐣 が生まれる！衝撃にそなえろ！！って感じ。

働き方もうまく調整しないといけないと思うし、関係各位にはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします〜。

ではまた来年。仕事初めまで、今日からはデジタルデトックスしなきゃ。