いつもは年末にまとめて書いてたけど、毎回年初って何やってたっけ・・・ってなるので、いっそのこと半年ごとに書くことにした。
01月
仕事でCloudflare D1を触ってた時期。
SQLiteはどこまで行ってもSQLiteなんだなあということを実感してた。マイグレーションが地獄。
あとはCloudflareスタックでの開発時、ローカルからリモートにあるデータをプレビューできないことが去年からず〜っと不満で。
Dashboardも見やすいとは言えないし、そもそもローカルからD1の値をのぞき見たいということで、そのための簡易なツールを作ってた。
leaysgur/cfw-storage-bindings-studio: GUI to inspect your (remote | local) Cloudflare KV, R2 and D1 data from local. https://github.com/leaysgur/cfw-storage-bindings-studio
これ以降、残念ながらCloudflareなことはほぼやってないけど・・・。
02月
去年からずっとやってる副業で、この頃からVueの案件をやってる。(そして今も)
Vueに対する個人的評価は、どちらかというと推さないって感じ。
というのも、テンプレート部のシンタックスが本当に好きになれない。
"
で囲った部分がJSとして評価されるのがいつまでも見慣れないv-if
もv-for
も他の指定に埋もれてコードの全貌が見えにくい- かといって
template
は冗長で書きたくない
- かといって
@click="say('Hello')"
が許されてるのが許せない(JSなら実行されるのでは?)- コンポーネントやらPropsやらの、kebab-caseとPascalCaseの対応よ・・
- etc…
ただそれ以外の部分は、Reactより好き。やっぱSignalsしか勝たんよ。なので結局SvelteかSolidが好きってことになるけど。
VS Code以外へのサポートも乏しい雰囲気で、モノレポ環境下でNvimをまともに動くようにするまでが大変だった。
Volar v2でTakeover Modeがdepricatedになり今度はHybrid Modeになったらしいけど、まだたまに調子悪い気がする。
https://github.com/neovim/nvim-lspconfig/blob/master/doc/server_configurations.md#vue-support
あとは、OXCのJSDocまわりの対応に本腰を入れ始めた頃でもある。(この頃はまだこんなに沼だとは思ってなかった)
今にして思えば、Rustの文法とかライフタイムとかもよくわからずに書いてた気がする。 Linterのルール追加だけなら、既存のルールをテンプレとして使えば困ることは早々ないし。
03月
Rustには慣れてきたけど、JSDocまじ!!!ってなってた時期。
既に散々記事を書いたので改めては書かないけど、あらゆる用途で都合よく使われた結果、
*
ではじまる複数行コメントで@tag
のようにタグを書ける
ということだけがブレてない点で、あとはタグのボディもASTとの関連も、あらゆるすべてがユースケース依存っていうおっかなびっくりフォーマットよあれは。
JSDoc TSという氷山には目を背けていたい・・・。
04月
またちょっとCloudflare Workersやってたらしい。
普通にJSONだけ返すAPIを書くなら困らんやろってことに困り続けてた記憶。
あとは変わらずOXCでルールの実装してた。
引っ越しのための物件探しやら諸々の調整やらでも忙しかった。
05月
なんといっても引っ越し。 関東は神奈川の川崎から、滋賀県へ。
もともとフルリモートで何年もやってきてるし、土地としての関東圏に別に思い入れないし(便利やとは思うけど)、まあそういう時期かなって。
こっちは自然との距離が近くて、ちっさい虫が出る時期は微妙に不快やったけど、それ以外はとても住みよいです。赤こんにゃくが美味。
大阪まで駅間1時間ぴったり、京都まで30分でいけるし、まあなんとかなるやろって感じ。
ここも変わらずOXCでルールの実装してた。
06月
そしてついにeslint-plugin-jsdoc
疲れが限界に・・・!
JSDocパーサー本体を実装したあとの使命感として、ユースケース側で不都合ないか見ておこうって思ったのがキッカケやったけど、我ながらよく頑張ってたと思う。 なので18ルールを実装したところで、キリよく終わることにした。
☂️ eslint-plugin-jsdoc · Issue #1170 · oxc-project/oxc https://github.com/oxc-project/oxc/issues/1170
まあでもユースケースが特殊すぎて、もしユースケースを想定してなかったら、あの実装に落ち着くこともなかったと思う。
そして次は、新たなRustの学びを求めて、RegExp
パーサーの実装をやることにした。
feat(linter): regex parser · Issue #1164 · oxc-project/oxc https://github.com/oxc-project/oxc/issues/1164
どうなることやらって感じやけど、まあSpecあるだけJSDocよりマシやと信じてる。
後半は
というわけで、
- 本業はそこそこに
- 副業ではFigmaを自称するパワポと向き合いつつVueをたしなみ
- オアシスとしてのOXCでRustを書く
そんな今日このごろ。
しばらくはRust🦀ばっかりになりそう。さすがに年内には正規表現パーサーも終わると思いたい。