今年もたいへんよく働きました。
さて、来年はどうしましょうねってことで書き残します。
2014年を
順番に振り返ってみます。
01月 - 03月
リリースしたての案件の運用フェーズ。
この頃の本業はマークアップだったので、それはそれで淡々とやりつつ、
アレがアレしてアレになってしまった機能の作り直しのお手伝いをしてました。
っても@damele0n神の偉業を細々とお手伝いしたという程度で、その節は大変お世話になりました。
あの頃は労働時間的にはぶっ飛んでた気がするものの、知らないこと知れてる感・身に付いてる感がすごく楽しかったし、
何より個人のキャリアとして、タイミングがすごく良かったです。
感謝感謝。
03月 - 04月
いわゆるプロトタイプの新規開発をすることに。
一人立ちの春ですね。
プロトタイプってことなのであとのこととか考えず、
あの頃はまだ出たばっかのVue.jsをぶっこんでみたりしてました。
開発はサーバーサイドのエンジニアと2人でやることになってたのですが、
まあそれの大変だったこと・・。
この頃から、いわゆるブラウザでがっつりしたものを開発するために必要な体制とか、
いわゆるPMとかへの懸念がちらちらでてくるように・・。
05月 - 06月
リリース直前案件のヘルプ。
いやーあれはほんとにひどい時期やった・・。
クソコードの宝石箱やーってマジで毎日言ってた気がする。
- ガラケー開発でもやってるんですか的ノリで全てのボタンが画像になってたり(もちろんCSSで十二分に再現できるやつ)、
- とあるクラスのスタイルを書き換えたらなんも関係ないようなページのスタイルが崩れるようになったり、
- 違うマークアップで同じよーなデザインが何個も作られてたり、
- jQueryとUnderscoreならどんな使い方しても許される的なハチャメチャコードが跋扈してたり、
- しかもそれがオレオレライブラリが築き上げた国の一員になっててもう大変なことになってたり
- (以下略)
ほんと、明日は我が身と思いながら日々を過ごせる今、あれはあれで良い経験でした。(棒)
06月 - 現在
またまた新規開発の案件におります。
Backbone.MarionetteでいわゆるSPAを淡々と作るお仕事です。
関係ない案件とはいえVue.jsを使わなかったのは、周辺機器が全然整備されてなかったから。
個人的にMarionetteが一番慣れてたのもあって選んだのですが、
今となってはまぁ間違いではなかったかなーと。
このへんのノウハウみたいなのは、どっかでまとめてアウトプットする予定ではあるます。
ここでは、デザイナーさんとの折衝から、
サーバーサイドでView返すあたりまで書いたりするよーわからんポジションをやってます。
なんだかんだPerlに慣れてきた感が・・。
案件自体はもう慣れすぎてて大した感想が出てこないですが、色々と飽きてきてます in 2014。
今年の総括とか
フロントエンドエンジニアとして
正直、去年までは自分のことをフロントエンドエンジニアだとはまったく思ってなくて、
というのもの、JavaScriptなんてほぼ書いてなかったから。
マークアップ(= div芸)が本業で、必要に迫られてちょっと触る、程度。
自分のためのサービスのためになんとなく書ける、程度。
それが今や1案件のクライアントサイド全般を一人で切り盛りしてるだなんて・・。
もうjsわかりません><とか言えないですね!
すべては@damele0nさんのお導きがあればこそです。
ありがたや!
ウェブでちゃんとしたものをつくる
いわゆるシングルページアプリケーションがよくて、
それなりに演出やらアニメーションやらも必要で、
そのくせiPhone6+から2年前のAndroidまで動くようにって、大変ですね。
企画ややりたいことはどんどんリッチになっていってて、
それを使う人の目も世間のネイティブアプリに慣れてしまってて、
それはもうスイスイヌルヌル動くんですよね的な感じになってる。
でもリソース的にもネイティブではそう簡単に作れない。
ウェブでなら今までやってきてたし、いまも簡単にできるっしょ!
やからウェブで!っていうやーつ。
このパターンよく見聞きする気がするけど、不幸にしかならんよね。
いえ個人の感想です。
ウェブでちゃんとしたものをつk
サーバーサイドのエンジニアも、静的なテンプレ返すウェブしかしらないパターンが多いので、
APIデザインとかjsで処理するコストとか、端末にデータを保存することの危うさとか諸々足りてなかったり。
まぁそれはこちら側で担保するとこでしょってのはごもっともではある。
にしてもー!
いえ、これはただの愚痴です。
技術の進歩とは
やれGulpだAngularだのTypeScriptだWebRTCだVueだWebComponentだReactだの(ジャンル不問)色々出てきましたね。
ほんと、あれこれ出ました2014年!
ただその最先端をきっちりキャッチアップできてる人が果たしてどれくらいいるのか。
また、それをビジネスの現場レベルで実用的に使えてる人が果たしてどれくらいいるのか。
個人的には割と疑問で。
なのでこうもコロコロ新しいものが出てくる昨今のフロントエンド世論に対しては、
(ちゃんと見てるけど、)ちょっと引いた目で見てる感があります。
別にそれ自体にネガティブなイメージはないのですが、
PCのChromeでしか動かぬ技術なんぞに現を抜かしている場合ではなく、
目の前のAndroidをなんとかしないと家に帰れないからね!
というわけで、新しいものはたくさんでたけど、
個人的な価値観としてLife Changingなものにはそんなに出会えなかったなーと。
エンジニアでもない一般の人からしたら、
それこそここ数年なんも変わってないように見えたりしてるんかね。
それにどんだけ新しい技術が出てこようと、それを扱う人のベースがガタガタではダメで、
(そういうベースがダメでもなんとかしてしまうのが本当の技術ではみたいな話になるかもしらんけども、)
実現したい・要求される内容に対する手段としての技術って観点において、
そんなに進歩したイメージはないかなーと。
人材の進歩とは
新しい技術を生み出すのが人なら、クソコードを生み出すのもまた人で。
その人がまったく育ってないってとこ、なんとかならんのかって思ってたのも今年のハイライト。
このへんは詳しく書くとアレな気がしたので割愛するけど、
- 「適材適所」って言葉知ってますか?とか
- コードかけない人にコードレビューさせんなとか
- なんとなくでコード書くのやめませんかとか
こんなことばっか思ってた一年。
まあ人間いっぱいいると、色々ありますよねー。
ねー。
来年どうするか
さて。
この業界でそれなりに価値を発揮していくためにはどうするか。
これがもっかの悩みどころです。
某諸兄がたのように、最先端の最先端を突っ走るとか、
何振られてもなんとかするみたいなことをするにはまだまだ力不足を感じてるのでちょっと違う。
とはいえ、現状と同じままだと身がもたないし、(とはいいつつ半年くらいは同じことすると思うけど)
何より今のままだと学びがないのでおもしろくない・・。
圧倒的にデキる人にはどうやっても勝てる気がしないので、
ある程度領域を絞った上で勝負できるようにしようかーとかまでは考えたけど、
コレだ!ってのはまだ見つかってなくて・・。
とりあえずまだもう少し基礎固めしないとなーって感はあるのでそれはやりつつ、
視点を変えるために、場所を変えるチャンスがあるなら変えてみてもいいかなとまでは思ってきてる。
まあ何かいいとこが見つかるか、某誰かさんとか某誰かさんがいなくなったりしない限りはないと思うけど。
以上、今年もおつかれさまでした。