職場の諸先輩方の影響を受け、Terminal.appからiTerm2に乗り換えました。
コレ良い!ってなった点は、カラースキームがエクスポートできて、複数台で使いまわせる点と、範囲選択=クリップボードにコピーくらいですが・・。
というわけで、黒い画面でできることは黒い画面でやろう!のモットーの元、今回はPerlのワンライナーを勉強します。
ワンライナー
プログラミング言語のPerlですが、コマンドラインからも実行できます。
perl -e 'print "Hello One Liner!\n"' # Hello One Liner!
みたいな感じです。
コマンドの引数として1行(OneLine)の短いスクリプトを書ける!ってやつなんですね。
それに、文字を置換する
s/hoge/fuga/g
のような正規表現の置換を組み合わせようという魂胆です。
やりたかったこと
ack -al 'nyan' | xargs perl -pi -e 's/nyan/PIYO/g'
"nyan"という文字列が含まれるファイル内の、"nyan"をすべて"PIYO"に置換します。
クラス名やプロパティの一括置換とかに使えます。
ファイル名がわかってる場合は、
perl -pi -e 's/nyan/PIYO/g' hoge.html
とかでも良いです。
xargs
しれっと書いてますが、先に実行したコマンドの結果を、その後につないだコマンドの引数にできるってやつです。
概念的には、
perl -pi -e 's/nyan/piyo/g' [fileName(s)]
このファイル名の引数の部分に、
ack -al 'nyan'
の結果を渡して実行することになります。
このackコマンドとlオプションでは、ファイル名のリストが返ってくるので、この使い方にはぴったりでした。
perlコマンドのオプションについて
今回の例において必要なオプションは以下の通り。
- pをつけないと、出力結果が出ない=ファイルが変更されない
- iをつけないと、出力結果がファイルに返らない(pのおかげで標準出力には出る
- eをつけないと、文字がスクリプトとして認識されない(ワンライナーにならない
ack -al 'nyan' | xargs perl -pi -e 's/nyan/PIYO/g'
っていう今回のワンライナーですが、そもそも、
ack -al 'nyan' | xargs perl -pie 's/nyan/PIYO/g'
なんでこうできないの?って思いました。
オプションってひとまとめにできないもんかね?と。
でも、やってみると、
Can't open perl script "s/fuga/PIYO/g": No such file or directory
eオプションをつけずにperlコマンドを実行した場合、第一引数はスクリプトと解釈されるらしい。(付けたつもりやったけど
というわけで、オプションにも色々あって、独立して指定しないといけないオプションもいるんですね。
さらにちなみに、オプションの順番を変えてもダメです。eオプションの直後にスクリプト文字列!これが大事。